新車で買って、3年落ちになった車の査定額はいくらになるのでしょうか?
中古車を買っても新車を買っても、人が車を買い換えるサイクルは大きく変わりません。
3年で乗り換える人は3年ですし、1台を15年間乗り続ける人だっています。走行距離の限界まで乗る人もいるわけです。
とはいえ、やはりサイクルとして多いのが3年落ちでの買い替え・売却です。
3年落ちの車を高く査定してもらうにはどのような方法をとればいいのでしょうか?
3年後の価格はリセールバリューで考えよう
車買取り大手のガリバーはリセールバリューという指標を公開しています。
これは新車購入後3年間が経過した車に価値がどれくらい残っているかを知るための指標です。
いわゆる残存価格とも呼ばれます。
3年落ちのリセールバリューの目安は?
走行距離は8,000km以内でボディーカラーは人気色など条件はありますが、3年落ちの車の価値を知る上では参考になります。
たとえばダイハツのムーヴ・コンテの2011年式は3年落ちのリセールバリューが58%〜75%。
新車時の価格を150万円とすると、87〜112万円で査定してもらえることになります。
しかし、すべての車のリセールバリューが公開されているわけではありません。すべての車種のリセールバリューが見られるわけではないのです。
ですから、あなたの車の中古車価格を正確に知るには別の方法を考える必要があります。
おすすめは、ネットですぐに査定額の目安がわかる一括査定です。
3年落ちの車のリセールバリューを調べる手軽な方法
すべての車のリセールバリューが公表されているわけではありません。
もしあなたの車の中古車としての価値を調べるのであれば、インターネットの一括見積がおすすめです。
わざわざお店に持ち込んで査定を受ける必要はなく、3年落ちの車の正確な概算価格を知ることが可能です。
さらに画面上に見積もり額が表示されるので、スマホやパソコンでその場にいながら査定を受けることができます。
いまあなたが乗っている車も、リセールバリューという考え方で査定額が計算できます。まずは一度試してみるといいかもしれません。
3年落ちでモデルチェンジがあると査定額が安くなる?
新車は買ったらすぐに価値が下がってしまいます。
実際はほとんど運転していなくても、確実に車の査定額が下がってしまう。これが現実です。
特に値下がりが激しい輸入車の査定額は大きく下がる傾向があります。
値下がり率でいうと買った直後が1番大きくなっています。そのあと2年後・3年後とゆるやかな値下がりに変わっていくというイメージです。
3年も経過すると、多くの車種でモデルチェンジが行われます。
中古車の買取価格を考えるときには、このモデルチェンジのタイミングを上手く測る必要があります。
マイナーチェンジとフルモデルチェンジ
車のモデルチェンジには、マイナーチェンジとフルモデルチェンジの2種類があります。
マイナーチェンジは見た目は大きく変わりませんが、フルモデルチェンジになると「もはや違う車じゃん…」というようなデザイン変更があったりします。
新車で買って3年の間に、その車種にフルモデルチェンジがあった場合は査定額が大きく下がることを覚悟しなければなりません。
つまり、走行距離が少なくても年式や型式が古くなってしまうので、年数を経るごとに車の価値は低下していきます。
モデルチェンジが行われるタイミングを知るには、車雑誌を見るのが最も手っ取り早いです。日頃から情報収集しておくことで、早めに車を売却するなどの対策が打てます。
フルモデルチェンジ直後に買った車種であれば問題なし
もしあなたの車がフルモデルチェンジ発表後すぐに買ったモデルであればそこまで気にすることはありません。
なぜなら、3〜5年間はしばらくフルモデルチェンジされることはないからです。
ただし、いまは車のデザイン変化が激しい時代ですので、新型発売後の旧型の相場は下がりやすくなっていることに留意しましょう。
無料査定で愛車の最高額をチェックしてみる3年落ちまで乗るか、5年落ちまで粘るか?
3年落ちの車を査定に出すか迷っている人にとっては、すぐに買い替えるか、あるいは5年落ち・7年落ちまで乗り潰すかは悩みどころでしょう。
購入から3年後は新車を買ってから最初の車検を通すタイミングでもあるので、その車検費用を負担するかどうかという問題も生じてきます。
車検切れの車でも売ることはできますが、レッカーが必要になるなど手間がかかることがほとんどです。
資金面など含め、それぞれ事情があるかと思います。
結論としては、もし迷っているのであれば3年落ちでの買い替え・売却をオススメします。
中古車の価値があるときのほうが、トータルコストが低くなる
なぜ3年落ちでの買い替えがおすすめなのでしょうか?
その理由は、このまま乗り続けて走行距離が増えていくと将来的な売却時に中古車の価値がなくなっている可能性があるからです。
無理に乗り続けていると、買い替えるときに安い値段でしか売ることができず、買い替え費用の負担が大きくなります。
車を乗り換えるときに、いま乗っている車を高く売れれば次の車の購入資金になりますよね。
長く乗り続けたほうが絶対にお得、ということはもはやなくなっているのです。
車を短期間で買い替えるシステムが生まれている?
また、2015年からは初度登録から13年が経過した車の自動車税が15%アップします。
つまり、同じ車を長く乗れば乗るほど税金面で損をするということです。
少しずつではありますが「車は短いスパンで買い替えるモノ」という流れが生まれつつあります。
車の性能や耐久性が向上しているのも理由の1つですが、税金を決めている国が「車は短いスパンで買い替えよう」と言っているようなものなのです。
狙いはいろいろあるとおもいますが、
- ・車の安全装備が年々進化していること
- → 自動車事故を減らしたい
- ・環境性能が良くなってきていること
- → EVやHV車を増やして環境負荷を減らしたい
上記のような理由から「なるべく新しい車に乗ってもらいたい」という狙いがあるといえるでしょう。
たしかに、車の事故や環境のことを考えると、より多くの人が新しい車に乗ったほうが快適な車社会をつくれますからね。
税金の負担や、今後の買い替えを考えるとやはり3年落ちでの買い替えがトータルでお得になることが多くなります。
無料査定で愛車の最高額をチェックしてみる3年落ちの車を少しでも高く売るにはどうすればいい?
また、さきほど説明したように、モデルチェンジによる相場の下落は想像以上に大きいものです。
少しでも買い替えたい・売却したいと考えているなら、そのまま乗り続けるよりは思い切って手放したほうが賢明です。
そのほうが、トータルのコストを考えると絶対にお得になります。査定する業者によって3年落ちの車に対する評価は大きく違ってきます。
リセールバリュー(残存価格)の出し方は、業者によってそれぞれ異なるからです。
少しでも高く売りたいのであれば一括査定を使いましょう。
3年落ちの車のリセールバリューを高く見積もってくれる査定業者をさがすことが肝心。
ネットの無料一括見積もりを活用すれば、あなたの愛車の最高額をすぐにチェックできますよ。