ここ数年、アルファードをはじめとするミニバンが非常によく売れています。
一方で、燃費や使い勝手の良さから5人乗りのコンパクトカーやSUVは相変わらず根強い人気を誇っています。
今回は5人乗りで安く買える新車をメーカー別にご紹介。車の買い替えの参考にしてみてくださいね。
おすすめの5人乗りトヨタ車
- ・ルーミー
- ・パッソ
- ・C-HR
ルーミー
コンパクトながら、ワンボックスカーの広さを最大限に活かしているのがルーミーです。
「1LDカー」というキャッチコピーが示すとおり室内の居住性にこだわった車で、シートアレンジが豊富です。
一人で乗るのはもちろん、家族で5人乗りを頻繁にする場合でも十分に楽しめる一台となっています。
値段も安く燃費も良いので、使い勝手の良い5人乗りをさがしている人にはおすすめの車種です。
- 新車価格:1,463,400円〜
- 燃費:22.0〜24.6km/L
パッソ
価格の安さを重視するなら、まちがいなく検討するべきなのがパッソです。
1,150,200円〜という安い価格設定と、28.0km/Lという低燃費を合わせ持った一台はコストパフォーマンス抜群。
さらに「衝突回避支援ブレーキ」などの安全装備も搭載し、乗る人の安全面にも十分に配慮されています。
”量産車”という印象はありますが、価格と性能を重視した5人乗りであればまちがいなくおすすめです。
ルーミーと比べると使い勝手は劣りますが、移動する手段としては申し分のない性能を持っています。
- 新車価格:1,177,200円〜
- 燃費:28.0km/L
C-HR
価格は少し高くなりますが、近未来的なデザインで大変な人気を博しているC-HR。外観は他社ではなかなか見られない鋭い印象で、安心感のあるフラットな走りです。
室内は決して広くありませんが、5人で乗るには十分な大きさと言えるでしょう。
安全面、さらにはインテリアの質感の高さなど含めると総合的に”買い”の一台です。5人乗りのSUVを求めているなら、C-HRを軸にさがしてみることをおすすめします。
ただし、サイドからリアにかけてのデザインを重視しているため、後方の視界が良くありません。運転しやすいSUVという観点から見ると、よく検討したほうが良いかもしれません。
- 新車価格:2,516,400円〜
- 燃費:15.4〜30.2km/L
おすすめの5人乗りホンダ車
- ・フィット
- ・フリード
- ・ヴェゼル
フィット
フィットは価格の安さ、運転のしやすさ、燃費の良さなど非常にバランスの取れた5人乗りです。
デザインについては好き嫌いが分かれそうですが、他の点においては大きなデメリットが見当たりません。
先進の安全運転支援システム「Honda SENSING」を搭載しており、安全面においてもライバル車に引けをとらない仕上がりとなっています。
ハイブリッド車は37.2km/Lという圧倒的な低燃費を実現しているので、購入後の維持費も心配不要です。
- 新車価格:1,428,840円〜
- 燃費:20.2〜37.2km/L
フリード
フリードはモデルチェンジを重ねるごとに燃費が向上しており、さらに室内の質感やシートアレンジに磨きがかかっています。
デザインはクセがなく、標準的なワンボックスカーという印象です。
しかし、車内の広さは目をみはるものがあり、1席1席が広々としているので窮屈さを感じさせません。
「Honda SENSING」で安全性も期待できます。後席のシートアレンジも豊富で、家族にもピッタリ。おすすめの1台です。
- 新車価格:1,428,840円〜
- 燃費:20.2〜37.2km/L
ヴェゼル
発売後、着々と売れ行きを伸ばしていき国内SUVで売り上げ1位の座を保ってきました。
トヨタC-HRの登場でやや存在感が失われているヴェゼルですが、万人受けするデザインと価格の安さは相変わらずGOODです。
SUVにありがちな「後席がせまい」というイメージを打破し、「身長185cmの人でも、ゆったり座れる」ことを基準に設計されたシートは広々と座ることができます。
「Honda SENSING」搭載で安全性も十分。さらにSUVとしては燃費も◎。
5人乗りSUVをさがすなら、ヴェゼルとC-HRを比べながら購入するといいかもしれません。
- 新車価格:2,075,000円〜
- 燃費:19.0〜27.0km/L
おすすめの5人乗り日産車
- ・ノート
- ・エクストレイル
上記以外にもキューブ、マーチ、ジュークといった車種もあります。しかし、現モデルの性能と価格を考えると候補からは外したほうがいいでしょう。
ノート
マイナーチェンジを経て、大きく燃費が向上したノート。
月間販売台数で1位を獲得という実績を持つほどの人気を博したこともあります。
特筆すべきはやはり燃費ですが、モデルチェンジによってデザインがスタイリッシュになったことも大きなポイントです。
ただし、インテリアは先進的とは言えず、少々古くさい印象があります。
ノートにはいくつかグレードがありすが、特に売れているのがe-POWERというモデル。
これは、いわば“自ら発電する電気自動車”として知られています。e-POWER搭載モデルでも1,772,280円という求めやすい値段設定がありがたいですね。
- 新車価格:1,393,200円〜
- 燃費:18.2〜37.2km/L
エクストレイル
2017年のSUV 4WDにおいて販売台数1位を獲得。
高速道路同一車線自動運転技術「プロパイロット」を搭載したSUVで、高速道路の渋滞走行と長距離の巡航時に自動でハンドルとアクセルとブレーキを操作してくれます。
アウトドアを楽しむ人にピッタリのシートアレンジとタフな車体。悪路を走るときでも安心感があります。
ライバル車であるC-HRやヴェゼルに比べると燃費が劣りますが、安全性能やデザインの良さでは引けを取りません。
- 新車価格:2,197,800円〜
- 燃費:16.4〜20.8km/L
おすすめの5人乗りマツダ車
- ・デミオ
- ・アクセラ
- ・CX-3
デミオ
デミオの最大の魅力は、コンパクトハッチバックながら質感の良さを合わせ持つ、クオリティの高さにあります。
内装はシートの質感が良く、コックピット周りのデザインも秀逸です。
安全装備は自動ブレーキだけでなく、誤発進抑制や車線逸脱警報なども標準装備となっています。
ノートやアクアなどのライバル車に負けない低燃費を実現していますので、おすすめしたい5人乗りハッチバックです。
- 新車価格:1,382,400円〜
- 燃費:20.6~30.0km/L
アクセラ
デミオよりひとまわり大きく、よりスポーティなデザインを感じさせるアクセラ。個人的には威厳のあるフロントグリルと流麗なランプの造作が非常に美しいと思います。
安全性能は折り紙付きで、予防安全評価では最高ランクを獲得しています。
ガソリン車とハイブリッド車があり、ハイブリッドは30.8km/Lという高い燃費性能を誇ります。
- 新車価格:1,760,400円〜
- 燃費:18.0~30.8km/L
CX-3
CX-3を語るうえで、まずはデザインの良さは注目ポイントです。
「マツダ地獄」と言われた時代はどこへやら、非常に洗練されたデザインのSUVに仕上がっています。
歩行者などを検知して、ブレーキの自動制御で衝突の被害を軽減する先進の安全技術を搭載するなど、安全面も充実。
価格はやや上がりますが、それでも2,106,000円から買えるのでSUVとしては十分に価値のあるおすすめの一台です。
- 新車価格:2,106,000円〜
- 燃費:15.2~25.0km/L
おすすめの5人乗りスバル車
インプレッサスポーツ
スバル車のいいところを集めたといっても過言ではないのがインプレッサスポーツです。
ボディサイズは比較的小さく取り回しはいいのに、ラゲージルームが大きいので荷物をたくさん積めるのはポイントが高いですね。
スバルの強みである「アイサイト(自動ブレーキ)」も搭載しているので、万が一のときにも安心です。
5人乗りのステーションワゴンタイプをさがしている人におすすめの車種です。
- 新車価格:1,944,000円〜
- 燃費:15.8~18.0km/L
5人乗りの新車を安く購入する方法
各メーカーともに、5人乗りは標準ですからラインナップが豊富です。
少しでも安く新車を買うには、ちょっとしたコツを知っている必要があります。ここでは大きく分けて2つご紹介しましょう。
- ・ライバル車種を比較して交渉する
- ・愛車を高く売る
ライバル車種を比較して交渉する
新車に買い替えるとき必ずやってほしいのが、ライバル車種を比較して交渉をするというもの。定番の交渉術ですが、やはり効果は絶大です。
各メーカーは他社の競合車種を意識していて、「よそにお客さんと取られたくない」という心理が当然はたらきます。
ですから、あなたが欲しいと思っている車のライバル車を引き合いに出して値引き交渉をしましょう。
たとえば日産・ノートが欲しいなら、トヨタ・アクアと比較してディーラーと交渉します。そうすれば、値引き交渉はスムーズに進むので安く購入できるのです。
愛車を高く売る
いま乗っている車から新車に買い替えるのであれば、愛車を少しでも高く売るようにしましょう。
そのためにはディーラーの下取りだけで決めるのではなく、車買取店に査定してもらうのが鉄則です。
そうすれば複数の査定額がわかるので、最高額で売ることができます。ディーラーに行く前に、インターネットの無料一括査定を使って愛車の相場を確認しておきましょう。交渉するときに強い武器となるはずです。