【ポルシェ】911とパナメーラはどこが違う?スペック、外装、内装、燃費を比較してみた

Porsche 911 Carrera

※この記事はプロモーションを含みます

ポルシェ911カレラ(以下、911)は「走るための車」という性格が強く、荷物も積めないし、車内も狭い。
家族が乗れて荷物も運べる実用性を考えるなら、パナメーラのほうがいいのでは?と考えている人も多いと思います。
911とパナメーラは何が違うのか?スペック、外装、内装、燃費などをくわしく比較してみたいと思います。ちなみに、いずれも最安グレードでの比較です。

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【エンジン性能】加速や最高速度はほぼ互角

N-VAN
+STYLE FUN FF
アトレー
X 2WD
全長3395mm3395mm
全幅1475mm1475mm
全高1945mm1890mm
ホイールベース2520mm2450mm
最低地上高155mm160mm
車両重量940kg960kg
 エンジン型式S07B
水冷直列3気筒横置
水冷直列3気筒12バルブ
DOHCインタークーラーターボ
最高出力
(kW[PS]/rpm)
39[53] / 6,80047[64] / 5,700
最高トルク
(Nm[kgfm]/rpm)
64[6.5] / 4,80091[9.3] / 2,800
WLTCモード燃費19.8km/L19.7km/L

数字がすべてを物語っていますが、エンジン性能については当然ながら911のほうが優れています。
ただ、ボディサイズや車重を考えると、パナメーラも凄い数字を叩き出していることがわかります。
ポルシェはすべての車種を「スポーツカー」として売り出していることもあって、たとえばパナメーラといえどもエンジンには手を抜いてないわけです。
パナメーラだから走りが極端に悪くなる…ということはないので、走りを求める人にとっても良い選択になるのではないかと思います。
https://bgiedu.org/cars/

【サイズ】パナメーラは理外の5m超

Honda eHonda e Advance
価格4,510,000円4,950,000円
Honda SENSING
ワイドスクリーン
Honda パーキングパイロット
マルチビューカメラシステム
後退出庫サポート
ステアリングヒーター
プレミアムサウンドシステム
100V AC電源(1500W)
センターカメラミラーシステム
スカイルーフ(サンシェード付)
サイドカメラミラーシステム
フラッシュアウターハンドル
シングルペダルコントロール
16インチアルミホイール
17インチアルミホイール
WLTCモード
走行距離
283km259km
最高出力100kW[136PS]
3,078-11,920rpm
113kW[154PS]
3,497-10,000rpm
最大トルク315N・m[32.1kgf・m]
0-2,000rpm
315N・m[32.1kgf・m]
0-2,000rpm
全長3,895mm
全幅1,750mm
全高1,510mm
ホイールベース2.53m
車両重量1,510kg1,540kg
乗車定員4人

911

911 Carrera

パナメーラ

パナメーラ

911とパナメーラは、ボディの見た目からわかるとおりサイズに大きな違いがあります。
特に目を引くのが「全長」です。
911は全長4,519 mmを標準的なサイズ感ですが、パナメーラは5,049 mmと非常に長いことがわかります。
ポルシェ・カイエンの全長が4,920mm ですから、それよりも長いことを考えると取り回しには苦労しそうです。
実際、パナメーラに乗っている人の声を聞いたことがありますが「停められない場所もあるので、駐車場を探すのが大変」だそうです。
ざっくり言うと、911のボンネットとリアの長さをそのままにして、4〜5人乗りにしたのがパナメーラです(厳密には911の乗車定員は4人ですが)。
なので、これだけの全長になってしまうのは仕方のないところだと思います。
パナメーラを購入する場合は、自分の行動範囲をよく考えたほうがいいかもしれません。狭い道を走ることが多い人は、予想以上に苦労する場面が多いと思います。
また、全高の低さも目を引きますね。全高の低さがポルシェらしいデザインを生んでいるともいえますが、居住性が犠牲になるのは否めません。
僕の個人的な考えですが、911なら「走りを楽しむために一人で乗る車」と割り切れる気がします。
一方、パナメーラを買う人の多くは「家族を乗せる」とか「荷物を積みたい」という実用性も考えているはずです。
しかし、全高が低いので、4人乗りで長距離ドライブを楽しめるほど居住性はよくありませんし、背の高い荷物も積めません(1,423 mmという全高のわりには、天井が高く作られていますが)。
パナメーラを購入する場合には、そのあたりの現実もよく考えてから決めたほうが良さそうです。

【外装デザイン】フロントライトに大きな違い

911-2

911Carrera

パナメーラ

パナメーラ

【パナメーラ = 911の4ドア版】と思っている人も多いですが、実際には外装デザインにかなり違いがあります。
一番わかりやすいのはフロントライトの形状です。
パナメーラが楕円形なのに対し、911は往年の丸目ライトです。
個人的にはこの911の丸目ライトが「THEポルシェ」っぽさを醸成していると思うので、パナメーラにも採用して欲しいなーと思っています(笑)
とはいえ、パナメーラのデザインも鋭さがあってカッコいいですよね。フロントのデザインだけで見ると、走りを想起させるのは、911よりもパナメーラな気がします。

テールライトの形状はほぼ共通だが、911が全体的にスタイリッシュ

911リアデザイン

911 Carrera

パナメーラ

パナメーラ

後ろから見たデザインですが、テールライトの形状は911もパナメーラもほとんど同じといっていいでしょう。
どちらも水平基調で横に長く伸びたデザインになっています。
とはいえテールライトが同じでも、リアの全体の造形から受ける印象は大きく異なります。
最大の理由は、リアウィンドウの傾斜です。
911はスポーツカーのお手本ともいえる、長くて傾斜のあるリアウィンドウになっています。リアウィンドウがルーフへと地続きでつながるデザインです。
一方、パナメーラは後席の室内空間を確保する必要性があることから、リアウィンドウの傾斜はそこまで強くありません。
いわゆるハッチバック型になっていて、ルーフとリアの境目がハッキリしています。
どっちがカッコいいかと聞かれれば、やはり911のほうがカッコいいと僕は思います。

サイドのキャラクターラインにも違いが

911のサイド

911 Carrera

パナメーラのサイド

パナメーラ

横からの見た目も、似ているようで違います。
911はキャラクターラインが入っておらず、平面的なデザインになっています。前から後ろにかけて凹凸がほとんどないので、肉厚感があります。
パナメーラはサイドにキャラクターラインが入っており、ドアノブのところに影が落ちるデザインになっています。
キャラクターラインは光の反射が起こり、見る角度によって表情を変える面白さがあります。
このあたりは好みの問題ですが、911のキャラクターラインがないシンプルなデザインが僕は非常に好みです。
無駄を削ぎ落とした感じというか「911は装飾に頼らずとも、存在だけで価値がある」と言っているような気がしてなりません。

【内装デザイン】見た目に大きな差はない

911の内装

911 Carrera

パナメーラの内装

パナメーラ

911もパナメーラも内装デザインに大きな差はありません。
前方に向かって上昇するセンターコンソールのおかげで「包まれている感」が醸成されているので、乗ったときの満足感は非常に大きいです。
そして、中央のディスプレイはフラットになっており、運転席はもちろん助手席からも操作しやすくなっています。
ステアリングには操作ボタンが付いており、オーディオやクルーズコントロールの操作が可能です。
シートはどの座席にもスポーツシートが備わっており、パナメーラの後席も同様です。
ヘッドレストはシートと一体型で、他の車よりも高くなっているのが特徴。乗り心地はいいですが、後席からの視界は少し妨げられてしまう印象です(パナメーラの場合)。
運転席と助手席はメモリー機能付きの電動シートなので、調節も非常にラクです。

【荷室容量】当然ながらパナメーラの勝ち

911のフロントトランク

911 Carrera

荷物を積むことを考えるなら、荷室容量にも目を向けたいところです。
パナメーラはトランク容量が495Lと必要十分。
911は可倒式のバックレストによって、ラゲッジスペースを最大264リッターまで拡大させることが可能です。
911を買う人は頻繁に荷物を運ぶことはないでしょうが、たとえばゴルフバックなどは1つなら積めます。
トランクルームについては、パナメーラは一般的なハッチバックと同じように室内とトランクルームがつながっているタイプです。
911はリアにエンジンが積んであるため、荷室はボンネット部分にあります。横幅は狭く、深い形状になっており、最低限の荷物は積むことが可能です(容量は132L)。
荷室についてまとめると、

  • ・パナメーラの荷室容量は十分
  • ・911はかなり限られた容量だが、最低限の荷物は積める

【安全装備】必要十分だが、安全性能は未知数

【安全装備】必要十分だが、安全性能は未知数
ポルシェはスポーツカーとしての走りを全面に打ち出すメーカーなので、安全装備についてはあまり大々的に宣伝していません。
とはいえ、パナメーラも911も最新モデルには必要十分な安全装備が備わっています。

  • ・アダプティブクルーズコントロール
  • ・レーンキープアシスト
  • ・ナイトアシスト
  • ・パークアシスト

911やパナメーラだから特別な安全装備が付いているというわけではありません。むしろ、安全装備については他社メーカーよりも劣る部分はあると思います。
ポルシェは安全装備を測定する第三者機関であるEURO NCAPの試験をほとんど受けてません(現時点で試験を受けているのはタイカンのみ)。
なので、厳密にいうと安全装備の性能がどれほど優れているのかがわからないという状況なのです。
必要十分な安全装備は付いているのですが、速く走る車を作るポルシェには、少しでも安全性能を高めて欲しいと思うのが正直なところです。
https://bgiedu.org/euroncap/

【燃費】911とパナメーラで大差なし

【燃費】911とパナメーラで大差なし
911とパナメーラの燃費は以下の通りです。

  • 911 12.8km/L
  • パナメーラ 7.4~12.4km/L
  • (いずれもJC08モード燃費)

グレードによって差はありますが、おおむね10km/L程度となっております。
ただし、パナメーラについては4S E-Hybridというハイブリッド仕様車もあり、こちらについては17〜18km/Lとなっています。
ポルシェの車種に燃費の良さを求めるのはナンセンスと言えるかも知れませんが、維持費のことを考えると決して安いとは言えないでしょう。

【価格】

ダイハツのスマートアシスト
全車速追従機能付ACC 走行中に先行車の様子を検知しながら、
設定した車速の範囲内で先行車との距離のキープを支援
レーンキープコントロール約60km/h以上で走行中、全車速追従機能付ACC作動時に、
クルマが車線の中央付近を安定して走行するよう、ハンドル操作をアシスト
・衝突警報機能
・衝突回避支援ブレーキ機能
(対車両・対歩行者[昼夜])
走行中に前方の車両(二輪車、自転車を含む)、歩行者(昼夜対応)を認識し、
衝突の危険性があると判断した場合にドライバーへ注意喚起。
さらに危険性が高まった場合には緊急ブレーキで減速
アダプティブドライビングビームハイビームで走行中に先行車や対向車を検知した時、部分的に遮光し、
先行車や対向車に配慮しながら高い視認性を確保
サイドビューランプ通常のヘッドランプに加え、ハンドルを切った方向やターンランプを
出した方向を明るく照らします。また、シフトを[R]レンジに入れると左右のランプが点灯。
ふらつき警報長時間走行中、クルマのふらつきを検知すると、
ドライバーへブザー音とメーター内表示でお知らせ
路側逸脱警報機能約60km/h以上で走行中、クルマが路側へはみ出しそうになると、
ブザー音とメーター内表示でお知らせ。
・車線逸脱警報機能
・車線逸脱抑制制御機能
約60km/h以上で走行中にステレオカメラが車線を検知している場合、道路上の車線から逸脱しそうになると、
ドライバーへブザー音でお知らせ。クルマが車線をはみ出しそうになると、
メーター内表示でお知らせするとともに、車線内に戻すようハンドル操作をアシスト。
ブレーキ制御付誤発進抑制機能
(前方・後方)
約10km/h以下で障害物を認識後、踏み間違い(アクセルペダルを強く踏み込んだ場合)を判定して
エンジン出力を抑制し、ブザー音とメーター内表示で警告。
さらに、障害物に衝突する危険性があるとシステムが判断するとブレーキ制御が作動
先行車発進お知らせ機能信号待ちなどで前のクルマが発進したことに気づかない時、ブザー音とメーター内表示でお知らせ
標識認識機能進入禁止、最高速度、一時停止の標識をステレオカメラが検知するとメーター内に表示してお知らせ
コーナーセンサー
(フロント2個/リヤ4個)
コーナーセンサーをクルマの前後に装備。障害物までの距離に応じて警告音を変えてお知らせ
スマートインナーミラー荷物満載時や視界不良時でも、後方のカメラ映像をミラーに表示することで、
後ろの視界を見やすくするスマートインナーミラーを軽キャブオーバーバンで初めて採用。
視界が悪い時はデジタルモードに切り替え
バックカメラ車庫入れや駐車時などで、シフトを[R]に入れると、後方の映像を
ディスプレイオーディオまたはスマートインナーミラーに表示

日産・パオ PK10型
全長3,740mm
全幅1,570mm
全高1,475mm
パワートレインMA10S 987cc
直4OHC ベルト駆動 52ps
中古車価格帯
(記事執筆時点)
48万円~242 万円

パナメーラよりも911のほうがグレード数が多いことがわかります。
グレードによって1000万円を超える価格差がありますが、これはエンジン性能と車の形態による差と考えるとわかりやすいかと。
通常のモデルよりもカブリオレ(いわゆるオープンカー)のほうが値段が高く設定されています。
また、エンジンの出力が高いほうが値段も上がります。
走りにこだわるポルシェならではのラインナップといえるでしょう。
他のメーカーを見渡しても、同一車種でここまで幅広いグレードを展開しているメーカーはなかなかありません。
選ぶ楽しみが広がるともいえますが、グレードが多すぎて訳がわからなくなりやすいのできちんと整理して考えるようにしましょう。

911とパナメーラ、中古車なら安く買える?

911とパナメーラ、中古車なら安く買える?
ポルシェの車種はリセールバリューが高く、値下がりしづらいと言われています。
とはいえ、少しでも安く買いたいと思うのが正直なところですよね。
911とパナメーラの中古車価格はどれくらいなのでしょうか?

  • 911(2011年11月~2019年6月 生産モデル)
  • 価格帯:687.5万円~4500 万円
  • 911(2019年7月~ 生産モデル)
  • 価格帯:1395万円~3328 万円
  • パナメーラ(2016年7月~ 生産モデル)
  • 価格帯:859万円~2500 万円

どの年代のモデルを買うかによって値段は変わってきますが、直近のモデルだと1000万円を切る金額で911やパナメーラを買うことができます。
中古で買ったとしてもその後のリセールバリューは下がりづらいのがポルシェのメリットでもあります。
少しでも安く買いたいという人は、中古車を検討してみるのも十分アリだと思います。
自分好みの中古車をサクッと見つけたい人は、無料で使えるズバット車販売が非常におすすめです。

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911とパナメーラには十分な予算計画が必要

911とパナメーラには十分な予算計画が必要

パナメーラ

よほどのお金持ちであれば関係ない話ですが、多くの人にとって「ポルシェを買うにしても、予算をどうするか…」という問題が立ちはだかります。
さきほど紹介したように、中古車を買うことで予算をかなり抑えることは可能です。
とはいえ、リセールバリューの高いポルシェは中古車でもそれなりの値段がします。
911であれパナメーラであれ、十分の予算計画は必須と言えるでしょう。
まずはいま自分が乗っている愛車がいくらで売れるのか?それを調べていて、どれくらいの資金が手元に入ってくるのかチェックしましょう。まずは愛車を査定してみるのがおすすめです。
愛車が高く売れれば、ポルシェの購入計画がかなり現実味を帯びてくるかもしれませんよね。

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