カレコはレンタカーよりも安く気軽に車が借りられるカーシェアです。
運転ができるのは登録した本人ですが、一定の条件を満たせば運転者を交代することもできます。
場合によっては保険が使えないこともあるので、運転者の交代は慎重に行う必要があります。
今回はカレコで運転者を交代する方法について解説します。
なお、カレコで車を借りる方法については以下の記事をごらんください。
カレコは運転者の交代OK。ただし、条件あり
カレコは運転者の交代ができます。
つまり、車を予約した本人以外でも、条件を満たせば交代OKということです。
では運転者として交代できる条件とはなにか?以下の2つがあてはまります。
- ①同じ会員IDの登録運転者
- ②カレコの会員で事前に手続きをした人
ちょっとわかりにくいと思うので、以下でくわしく解説していきたいと思います。
①登録運転者として登録された人なら交代OK
まず運転者として交代できる人として、登録運転者があります。
登録運転者とは、家族会員のようなものです。つまり会員本人と、同じIDに紐付けられた会員ということになります(家族以外でもOK)。
たとえばカレコ会員の旦那さんが「奥さんも運転できるようにしたいな」と思ったとします。そういうときは、奥さんを登録運転者として登録しておきましょう。
登録運転者として登録済みであれば、手続き不要で運転者を交代できます。
登録運転者も免許証の登録が必要
ちなみに、登録運転者はPC/スマートフォン用の会員ページから登録できます。
登録時には、登録運転者本人の運転免許証の画像(裏表両面)が必要です(会員ページからアップロード可能)。
また、運転免許証を取得後1年未満の人は入会できない(運転できない)ので注意しましょう。
登録運転者の追加には2~3営業日かかるので、車を使う日時が決まっているのであれば、早めに登録運転者として登録しておいたほうが良さそうです。
②カレコの本会員が手続きすれば交代可能
2つ目は、カレコの本会員が運転者として交代するケースです。
車の利用開始時間までに会員ページにログインして、予約画面から手続きをすれば運転者交代ができます。
ただし、車を予約した会員は必ず同乗する必要があります。つまり、交代者が一人で運転する(車を使う)ことはできません。
たとえば友達と二人で遠方にドライブに行くときを想定するとわかりやすいかもしれません。それぞれが本会員で手続きが済んでいれば、途中で運転に疲れたら交代することも可能です。
手続きができてない人が運転すると、保険が使えず危険
カレコで運転を交代するには、「登録運転者」か「別のカレコ会員」であることが必要です。
裏を返せば、こうした手続きができていない人が運転すると、規約に違反することになります。
カレコは会員登録をすると自動的に自動車保険に加入することになります。対人、対物、車両、人身傷害などの保険がセットになっているので、万が一の事故でも補償が受けられます。
一方で、登録ができてない人が運転をすると、こうした保険は適用されません。
つまり、会員ではない人や、登録運転者以外が運転した場合の事故は全額自己負担で損害を賠償しなければなりません。
いわば無保険状態で車に乗っているのと同じことなので、大変危険です。
カレコで運転者を交代する場合は、必ず事前に手続きを済ませておきましょう。
https://bgiedu.org/non-insurance-trouble/
カレコで運転者を交代するときの注意点【まとめ】
- ・運転者を交代するには事前の手続きが必要
- ・運転者として交代できるのは①登録運転者②別の本会員
- ・登録運転者の登録には2〜3営業日かかる
- ・未登録の人が運転を交代すると、保険が適用されない
運転者を交代したいシチュエーションは意外と多いと思います。私の場合、妻と遠方に出かけると途中で運転を交代することが多いですね。
登録運転者が運転する場合、本会員も同乗しなければなりません。ですから「一人で車が使えたほうが便利」という場合は、登録運転者としてではなく、別の会員として登録をしたほうが良いでしょう。
ちなみにカレコは月会費無料でも利用できるので、とりあえず登録しておいて、いつでも運転を交代できる状態にしておくと安心です。