フィアット500の乗り出し価格はいくら?最大の値引額を引き出す方法

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フィアットのコンパクトカー「500」(チンクエチェント)は、往年の大衆車「ヌオーヴァ500」をモチーフとした内外装デザインを持つ人気車種です。

今回は、フィアット500の乗り出し価格や、最大の値引額を引き出す方法について解説します。

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フィアット500のメーカー希望小売価格はいくら?

まず、フィアット500の各グレードのメーカー希望小売価格を見てみましょう。

  • ・500 1.2ポップ 199万8,000円
  • ・500 ツインエア ポップ 228万9,600円
  • ・500 ツインエア ラウンジ 259万2,000円
  • ・500C 1.2ポップ 252万7,200円
  • ・500C ツインエア ラウンジ 279万7,200円

これら通常グレードのほかに特別仕様車も設定されています。

しかし、すでに売り切れになっている可能性もあるため、今回は通常のグレードに絞って紹介します。

フィアット500の価格は、輸入車なので仕方ない面もありますが、小排気量のコンパクトカーとしては決して安くはありません。

特に、セミオープンモデルの500Cシリーズは、このクラスとしてはかなり高価な部類に入ります。

それだけに、諸経費を含めた乗り出し価格や値引き額がいくらなのか、気になるところでしょう。

フィアット500の値引額はいくら?

フィアット500(チンクエチェント)の燃費性能は?ライバル車と比較

次に、フィアット500の値引額を、検証してみましょう。

さきほどの一覧にあるグレードの場合で、10万円~25万円の値引が行われています。

値引額のボリュームゾーンは、15万円~20万円です。

輸入車ながら、値引き額はまずまず期待できるでしょう。ただし、国産車よりは渋い可能性が高いのも事実です。

通常の値引き以外にも、下取り価格と車買取店の査定額格を比較して交渉するなどして、なるべく安く買う工夫が必要になるでしょう。

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フィアット500を買ったときにかかる諸経費はいくら?

fiat500オレンジ

続いて、フィアット500を新車で買ったときにかかる諸経費を検証してみましょう。
新車購入時にかかる諸経費には、以下のものがあります。

  • ・自動車税
  • ・自動車取得税
  • ・自動車重量税
  • ・自賠責保険料
  • ・検査登録手続き代行費用
  • ・車庫証明手続き代行費用
  • ・預かり法定費用
  • ・納車費用
  • ・ナンバープレート料金
  • ・自動車リサイクル料金

続いて、それぞれの項目について、フィアット500に当てはめながら解説します。

自動車税はグレード(排気量)によって異なる

自動車税は車の所有者に対して課せられる税金です。1年に1回(毎年4〜5月ごろ)に払う必要があります。

フィアット500の自動車税額は、以下のとおりになります。

  • ・500 1.2ポップ 34,500円
  • ・500 ツインエア ポップ 29,500円
  • ・500 ツインエア ラウンジ 29,500円
  • ・500C 1.2ポップ 34,500円
  • ・500C ツインエア ラウンジ 29,500円

参考までに、自動車税は以下のような排気量ごとに税額が決められています。

乗用車の自動車税(年額)2019年9月30日以前の新車登録2019年10月1日以降の新車登録
1リットル以下29,500円25,000円
1リットル超
1.5リットル以下
34,500円30,500円
1.5リットル超
2リットル以下
39,500円36,000円
2リットル超
2.5リットル以下
45,000円43,500円
2.5リットル超
3リットル以下
51,000円50,000円
3リットル超
3.5リットル以下
58,000円57,000円
3.5リットル超
4リットル以下
66,500円65,500円
4リットル超
4.5リットル以下
76,500円75,500円
4.5リットル超
6リットル以下
88,000円87,000円
6リットル超111,000円111,000円

自動車取得税はツインエア・シリーズのみ減税対象

自動車を取得したときに課せられる税金で、取得価格(課税標準基準額+一部オプション価格)×3%で算出します。

また、フィアット500ツインエア・シリーズは平成32年度燃費基準達成車なので、20%減税されます。

フィアット500の自動車取得税額は、課税標準基準額を車両本体価格(値引額を20万円と仮定)の90%とし、オプションなしとして計算すると、以下のとおりになります。

  • ・500 1.2ポップ 48,546円
  • ・500 ツインエア ポップ 45,135円
  • ・500 ツインエア ラウンジ 51,667円
  • ・500C 1.2ポップ 62,834円
  • ・500C ツインエア ラウンジ 60,419円

自動車重量税は500C 1.2ポップが高い

車両の重さに対し課せられる税金で、平成32年度燃費基準達成車の場合は25%軽減されます。

フィアット500の自動車重量税額は、以下のとおりになります。

  • ・500 1.2ポップ 24,600円
  • ・500 ツインエア ポップ 16,800円
  • ・500 ツインエア ラウンジ 16,800円
  • ・500C 1.2ポップ 36,900円
  • ・500C ツインエア ラウンジ 16,800円

自賠責保険料

自動車の運転者が加入を義務付けられている保険です。

フィアット500は普通車なので、37か月分を加入した場合の自賠責保険料は40,040円になります。

検査登録手続き代行費用

陸運局でのナンバー取得をディーラーに代行してもらう費用で、およそ1.5万円~3万円ほどかかります。

ただし、これは交渉次第でカットしてもらうことも可能です。

車庫証明手続き代行費用

車庫証明書の取得をディーラーに代行してもらう費用で、およそ5千円~1万円ほどかかります。

車庫証明は自分で警察署に行って取得することもできるので、節約したい人は検討しましょう。

預かり法定費用

陸運局での登録や車庫証明の印紙代にかかる費用で、4,600円~6,600円ほどかかります。

こちらもディーラーに頼まず、自分で手続をすることも可能です。

納車費用

納車の際に車を自宅まで運んでもらう費用で、1万円~1.5万円ほどかかります。

当然ながら、販売店に自分で出向いて車を受け取れば費用はかかりません。

ナンバープレート料金

ナンバープレートの交付にかかる費用で、1,440円~1,880円かかります。

自動車リサイクル料金

フィアット500のような普通車の場合、1万円~2万円ほどかかります。

フィアット500の乗り出し価格はいくら?

フィアット500

さきほど検証した結果から、フィアット500の各グレードの乗り出し価格を算出してみましょう。

費用・料金に上下の幅がありますが、中間値を取ります。

  • ・500 1.2ポップ 201万446円
  • ・500 ツインエア ポップ 228万5,835円
  • ・500 ツインエア ラウンジ 259万4,767円
  • ・500C 1.2ポップ 256万6,234円
  • ・500C ツインエア ラウンジ 280万8,719円

どのグレードの場合も、値引額として仮定した20万円が諸経費でほぼ相殺される形となりました。

フィアット500を買うときに最大の値引額を引き出す方法とは?

さきほどの計算は20万円の値引を前提にしています。ですから、最低でもこの金額の値引きが引き出せるよう頑張りたいところです。

この項目では、フィアット500を買うときに最大の値引額を引き出す方法について解説します。

1.在庫車を狙う

最大の値引額を引き出したいなら、ディーラーが在庫としてかかえているフィアット500が狙い目です。

在庫車を置いていると日常的な手入れに手間がかかります。さらに、万が一モデルチェンジや一部改良が実施されたら在庫車の価値が下がってしまうので、ディーラーは少しでも早く売ってしまいたいと考えます。

そのため、オーダーしてイタリア本国から取り寄せるフィアット500よりも、大きな値引を引き出しやすくなります。

ただし、在庫車の場合はボディカラーやオプション装備などを自由に選べませんが、その点に妥協ができるなら絶対のおすすめです。

2.ライバル車と競合させる

フィアットのディーラーに行ってフィアット500を指名買いしてしまうと、営業担当者に足元を見られて値引が引き出しづらくなります。

最大の値引額を引き出すには、無理にでもライバル車を設定して競合させることが必要です。

フィアットの営業担当者にほかの車も購入対象として考えていることを伝え、さらにその車の見積書を見せましょう。すると、なんとかフィアット500を買ってもらおうとして目の色を変えるはずです。当然、値引の交渉も有利に進めることができるでしょう。

ライバル車には、クラスや価格帯が近い「スマート・フォーフォー」や「ルノー・トゥインゴ」、「ミニ・ワン」などがおすすめです。
スマート・フォーフォー
トゥインゴ
ミニ・ワンminione

3.土日か決算期に商談する

最大の値引額を引き出すには、商談するタイミングも重要になります。

まず、平日よりもディーラーにとってかき入れ時となる土日がおすすめです。特に、日曜の夕方はフィアットの営業担当者がノルマを達成するために必死になっている可能性があるので、大きな値引きを引き出すチャンスになります。

そして、もっとよいタイミングは3月の年度末決算期か9月の中間決算期です。
決算期が近づくと、フィアットのディーラーは利益の数字を少しでもよくするため、1台でも多く車を売ろうとします。

そのため、許されている値引の上限額が甘くなるのです。

フィアット500の購入資金を増やすには?

かわいいフィアット500

いま乗っている愛車を手放してフィアット500に買い替える場合は、最大限の値引額を引き出すことに加え、購入資金を少しでも増やしたいところです。

そのためには、車の無料一括査定の利用がおすすめです。車の一括査定は、簡単な手続きをするだけで愛車を一番高く買取ってくれる中古車買取業者が見つかります。

愛車が高く売れれば予算を増やすことができますから、グレードを上げたり好きなオプションを付けられます。

フィアット500の購入で失敗や後悔しないためにも、予算計画はしっかり立てておきたいですね。