家族で車に乗ることを考えると、車選びにはこだわりたいですよね。
家族が増えると、いま乗っている車が少し狭く感じることもあります。また、子どもが成長するとその分だけ室内空間が狭く感じることもあるでしょう。
今回は4人家族にスポットを当てて、買い替えにオススメのファミリーカーをご紹介します。
4人家族の家庭が選ぶべき車の条件とは?
4人家族ならこんなファミリーカーに買い替えたい!
家族が4人になると、車の選択肢はグッと絞られるので、車が選びやすくなるはずです。
選ぶべきファミリーカーの条件をチェックして、買い替えの参考にしてみてください。
- ▷ 室内空間が広い
- ▷ シートアレンジが豊富
- ▷ 燃費が良くて家計にやさしい
- ▷ 遊び心がある
- ▷ 細かい収納スペースがあること
- ▷ 安全装備が充実している
室内空間が広いこと

トヨタ・アルファード(画像:トヨタ公式サイト)
まずはなんといっても「室内空間の広さ」は最初に見るべきポイントです。
子どもが幼い頃はまだ良いですが、成長するにつれて大きくなりますし、ヤンチャにもなります。すでに小学生以上であれば、コンパクトカーはきついかもしれませんね。
少しくらい動き回れるくらいの室内空間があれば、子どもは伸び伸びできるでしょう。
また、4人家族で旅行やアウトドアに出かけるときには荷物の多さが気になります。
荷物が積めるだけのスペースが確保できる車も重要な条件です。
シートアレンジが豊富
4人家族ともなるとシートアレンジは意識したいところ。
旅先でシートアレンジが豊富な車があると、時間の使い方のバリエーションが増えます。
対面式のシートアレンジにすれば、車内で食事を取りながら団欒の時間を過ごす、なんていう使い方もできますね。
また、フルフラットになる車を選べば車中泊も楽しめます。車に泊まる経験は子どもにとって刺激的で大切な思い出になること間違いなしですよ。
https://bgiedu.org/stay-in-my-suv/
燃費が良く、家計にやさしい車
家族が多い分、家計の負担は増えるもの。
そういったことも考えると、ガソリン代の安い車を選びたいところです。
家族4人が車に乗ると、重量が増えるのでそれだけ燃費が悪くなります。
そのため、もともと燃費が良い車を選んでおかないとガソリン代の負担がかなり大きくなってしまいます。
ガソリン代が安く済めば、浮いたお金をほかのレジャーにまわすこともできますね。
まずハイオク車は避けましょう。そして、できることならディーゼル車やハイブリッド車を選びたいところです。
最近はミニバンでもハイブリッド車が増えているので、選択肢は広がりつつあります。
子どもが喜ぶ車に買い替える

出典:スズキ公式サイト
年齢にもよりますが、せっかく買い替えるのであれば子どもが喜ぶ車を選びたいところ。
子どもが動きまわる年齢であれば、ワゴンタイプの大きい車のほうが良いかもしれません。
また、車内にモニターを取り付けてDVDを流すことができると、子どもはおとなしくしてくれるでしょう。
小さい頃の車の思い出は、大人になっても残り続けるものです。家族の思い出を増やす意味でも、子ども目線の車選びをすると仲がより一層深まることでしょう。
ちなみに、僕が小学生のころは父親が三菱のデリカに乗っていました。デリカはワゴンでありながら走破性の高いクルマでして、子どもながら「この車ならどこへでも行けるんだ」とワクワクしていたのを覚えています。
セダンからワゴン車への買い替えだったというのも大きな理由かとは思いますが、やはり車の買い替えは子どもにとっても大きな関心事なんですよね。
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細かい収納スペースがあること
運転席や助手席は使われる頻度が多いこともあり、財布や携帯電話などのちょっとした物を入れるポケットが充実しています。
しかし、後部座席についてはその利便性を考えてない車種も多くあり、使い勝手が悪いこともしばしば。
4人家族向けの車を選ぶということは、後部座席に人が乗る機会も多いと思います。そう考えると、後部座席の収納スペースの使い勝手も重視したいですね。
助手席の背面に細かいポケットが付いているタイプの車種は使いやすくておすすめです。

画像:スバル公式サイト
たとえばスバル・フォレスターはスマホなどの小物を置くのにピッタリな小さい収納ポケットがついています。
また、後部座席でも楽にUSB充電ができる仕様になっているため、後部座席に座っている子どもが充電をしたままスマホやタブレットを操作できます。
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安全装備が充実している
4人家族で乗るということは、子どもが乗る機会も多いはずです。万が一、事故が起きたときでも子どもの安全が確保される車を選びたいですよね。
そのためには、自動ブレーキや衝突安全が充実している車種を選びましょう。
たとえばホンダの車種にはHonda SENSING(ホンダセンシング)という安全技術を搭載したモデルが多く揃っています。具体的には以下のような安全装備がついています。
グレード | 燃費 | 気筒数 | 排気量 | 最高速度 |
---|---|---|---|---|
Macan | 12.8 km/L | 4 | 1,984 cc | 227 km/h |
Macan S | ー | 6 | 2,995 cc | 254 km/h |
Macan Turbo | 10.3 km/L | 6 | 3,604 cc | 270km/h |
G 350 d | G 550 | Mercedes-AMG G 63 | |
---|---|---|---|
エンジン | DOHC 直列6気筒 ターボチャージャー付 | DOHC V型8気筒ツインターボチャージャー付 | DOHC V型8気筒ツインターボチャージャー付 |
総排気量 | 2,924cc | 3,982cc | 3,982cc |
走行燃費 WLTCモード | 9.9km/l | 7.9km/l | 6.6km/l |
最高出力 | 210kW(286PS) | 310kW(422PS) | 430kW(585PS) |
車の安全技術は「予防安全」と「衝突安全」の2つに分けることができるのですが、Honda SENSINGはその両方にしっかり対応しています。
もちろん、ホンダのみならずトヨタや日産でも同じような安全技術が搭載されている車種は数多く揃っているので、車を選ぶときに「この車の安全装備は充実しているのか?」という目線で見るようにしましょう。
4人家族で出かける機会が多い家庭ほど、車の安全装備にはぜひこだわって欲しいです。

https://bgiedu.org/toyota-safety/
4人家族の買い替えにオススメの車はコレ!
それでは実際に4人家族の買い替えで検討したいファミリーカーを見ていきましょう。
ファミリーカーの定番トヨタ「ノア」

画像:トヨタ公式サイト
- ・価格:220〜300万円
- ・燃費:14.6〜23.8km/L
- ・乗車定員:7〜8人
「ノア」はトヨタの中では中間クラスのグレードのミニバンです。価格もお求めやすく、燃費性能も抜群。
グレードが4段階に分かれているので、予算に応じて選べるのも嬉しいところです。
特別装備になりますが、リヤオートエアコンやUVカットガラスも装備しているので、後部座席に乗る家族にもやさしい車です。
「アクティブコントール」という機能が搭載されているのも心強いところ。これは車の走行状況に合わせて、車を制御してくれる装備で、万が一の事故を未然に防いでくれます。
大事な家族の身を守るためにも、安全性能にはこだわりたいですね。特にロングドライブをするときには大きなメリットのある機能です。
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内装の質感も高いホンダ「ジェイド」

画像:ホンダ公式サイト
- ・価格:272〜292万円
- ・燃費:24.2〜25.0km/L
- ・乗車定員:6人
「ジェイド」はホンダのミニバンとしてはオデッセイとともに最上位に位置します。
価格は272万円〜とやや高めの印象ですが、上質なインテリアは他のミニバンをも圧倒します。
「ホンダセンシング」と呼ばれる、安全運転支援システムで家族の安全を守ります。
具体的には「衝突を軽減するブレーキ」や「誤発進を抑制する機能」「前の車が発進したことを知らせる機能」など多彩です。
このクラスのミニバンとしては燃費が最高25.0km/Lと非常に低燃費なので、少し上のクラスのファミリーカーを探しているのであれば、検討する価値のある車です。
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安い中古車を狙うなら日産「キューブ」
- ・価格:150〜190万円
- ・燃費:19.0km/L
- ・乗車定員:5人
「キューブ」はコンパクトカーの分類になりますが、他社にはない独特のデザイン性が特徴です。
見た目はもちろん、インテリアについても乗る人がワクワクするつくりですよね。
子どもが絶対に喜ぶ室内空間は、ずっと乗りたい車の1つとして長く愛されてきました。
アイドリングストップ機能を搭載することで、燃費を大きく改善。ハイブリッド車ではありませんが、19.0km/Lを実現しています。
現行モデルでは自動ブレーキシステムを搭載していないのが気になる点ですが、危険な状況を回避するサポートシステムは快適なドライブに役立ちます。
まるで部屋にいるような室内空間は、他の車にない最大の魅力です。
家族で車に乗る時間を大切にしたい人にとって、有力な選択肢といえるでしょう。
中古車なら100万円も出せばかなり状態の良い車が手に入るはずです。低予算での買い替えを考えている人にも、おすすめの1台ですよ。
https://bgiedu.org/used-car-cp/
三菱「アウトランダーPHV」

画像:三菱自動車公式サイト
- ・価格:340〜440万円
- ・燃費:18.6〜60.2km/L
- ・乗車定員:5人
「アウトランダーPHV」は三菱の持てる力を最大限に発揮した1台です。
なんといっても目を引くのがその燃費性能。プラグインハイブリッドのため、充電電力を使用すると60.2km/Lという圧倒的な低燃費になります。
買い物や通勤であれば、ほとんど電力だけで走ることができるので、毎日使うお母さんにとってはありがたい低燃費です。
SUVとしての側面を持つので、地上から床までの高さが少し高いので小さいお子さんの子育てにはやや不便かもしれません。
また、「蓄電池」としての役割を果すのが大きな特徴といえます。
アウトドアではコンセントの代わりになるので、家族での外遊びの幅がグッと広がります。
なんとも心強い1台は、ファミリーカーとして家族の楽しみを広げてくれるでしょう。
https://bgiedu.org/phev-merit-demerit/
軽自動車ならホンダ・N-BOXがおすすめ

出典:ホンダ公式サイト
4人家族が軽自動車を選ぶケースも実際、多いです。特に最近はスーパーハイトワゴンと呼ばれる車高の高いクルマが増えているため、室内が広くなっているのもその要因になっています。
さて、4人家族が軽自動車を選ぶのであれば、現状はN-BOXの一択です。
なぜなら、安全装備をはじめとする性能が、他の軽自動車よりも優れているからです。
実際、N-BOXはここ何年も新車販売台数で1位を獲得しています。
遊び心が欲しいという人は、スズキ・スペーシアギアもおすすめです。丸目のライトがかわいらしく、乗っていてワクワクする車ですね。
ただ、スペーシアギアも安全面ではN-BOXに及びませんから、どちらを取るか?というのが正直なところです。
https://bgiedu.org/under-100-new-light-car/
https://bgiedu.org/light-or-compact/
4人家族なら財布にやさしい車選びをしよう
4人家族は、車で外出するときに1番楽しい時間を過ごせる人数なのかもしれません。
運転席、助手席は夫婦の空間。後部座席は子どもが楽しく過ごす空間。そんな風に車を考えてみると、車が選びやすくなるはずです。
どの車も燃費性能には優れていますが最後の「アウトランダー」はPHVということもあり値段が張ります。
ハイブリッドなどの高性能車は、燃費が良くなるものの車体価格も上がりがちです。
ですから、ハイブリッドの燃費の良さだけで選んでしまうと、トータルコストでは損をすることになりかねません。
いずれの車種を選ぶにしても、資金だけはしっかりと準備したいところです。
4人家族ともなれば、子どもにかかるお金も増えていきます。
車の買い替えであれば愛車を少しでも高く売却するなどして、効率的に資金計画を立てましょう。
いま乗っている車が高く売れると、購入予算が増えることになります。
予算が増えると、選べる車がグッと増えますし、グレードを1つ上げることもできますよね。
なるべく複数の買取店から見積もりをもらうのが理想ですので、まずは無料の一括査定を活用したいところです。
愛車の最高額がわかると、車の買い替えがかなりお得になりますよ。