車を買うとき、特に多いのが「どの車種を買えばいいか?」という悩みです。
- 「車は好きだけど、なんとなく欲しい車が見つからない…」
- 「車が必要なんだけど、なにを買えばいいかわからない…」
今回はそんな悩みに答えるべく、僕が実践している「理想の車を見つける方法」をまとめてご紹介します。
① 自動車メーカーの公式サイトをチェックする
最も身近で、網羅的に車を見つけられるのが、車メーカーの公式サイトをチェックする方法です。
一例として、日本国内の主要なメーカーは以下のとおりです。
- ・トヨタ
- ・ホンダ
- ・日産
- ・マツダ
- ・スバル
- ・スズキ
- ・ダイハツ
- ・光岡自動車
- ・三菱自動車
これだけ多くのメーカーがありますから、当然ながら車種も豊富です。
「欲しい車がない」と悩んでいた人も、自分好みの車がきっと見つかるでしょう。
◯ メーカー公式サイトなら網羅的に車を見られる
- 【メーカー公式サイトの良いところ】
- ・いろんな車種を網羅的にチェックできる
- ・内装、外装の写真が豊富
- ・スペックがくわしく書かれている(特に諸元表)
メーカーの公式サイトをチェックするメリットは、網羅的にあらゆる車を見ることができることです。
多くのメーカーがセダン、SUV、コンパクトカー、ミニバンなど色んな車種を展開しています。
ですから「自分の好みがよくわからない」という人でも、「こんな車あるんだ」「コレ、かっこいいな」というふうに車選びに引き込まれていくはずです。
また、メーカー公式サイトは写真が豊富で、内装や外装を手っ取り早く見たい人にはうってつけです。
また、スペック情報も非常に細かく説明されています(諸元表ページをチェックすると一目瞭然です)。
車にくわしい人も、そうでない人も幅広く満たしてくれるのがメーカー公式サイトの魅力です。
△ メーカー公式サイトには「良いこと(長所)」しか書かれてない
- 【メーカー公式サイトの注意点】
- ・良いこと(長所)しか書かれてない
- ・車種が多いので、人によっては迷ってしまうことも
一方、メーカー公式サイトには「良いこと」しか書かれてないので注意が必要です。
当たり前の話ですが、自社の商品の悪いことを書こうとするメーカーはありません。
ですから、公式サイトの情報を盲目的に信じるのは避けたほうがいいでしょう。
どんなに良い車だとしても、必ずしも自分に合うとは限りません。公式サイトの情報は参考程度にしておくようにしましょう。
このあとくわしく紹介しますが、長所と短所をバランスよく知りたいのであれば、車雑誌が非常におすすめです。
また、車種が多すぎて結局どれがいいのか混乱してしまう可能性もあります。
特に取り扱い車種が多いトヨタ、ホンダ、日産などは、サイトを見て余計に迷ってしまうかもしれません。
② 車雑誌をチェックする
メーカー公式サイトの情報だけでは物足りないという人は、車雑誌をチェックしてみてください。
最近は雑誌の売上が落ちていて「オワコン」なんて言われたりもしますが、僕は毎日のように車雑誌を見ています。
僕が特に好きなのが以下の雑誌です。
- ・カートップ
- ・ベストカー
- ・ル・ボラン
◯ 車雑誌は、車種ごとの長所も短所も書いてくれる
- 【車雑誌の良いところ】
- ・長所、短所を正直に書いてくれる
- ・新車情報がイチ早くチェックできる
- ・ネット記事よりも網羅的
- ・マニア受けする記事も豊富
僕が車雑誌を愛読している最大の理由は「長所も短所も書かれている」ところです。
車雑誌でレビューしているライターさんは、あらゆる車を試乗してきたプロの自動車評論家ばかり。
「そんな魅力があったんだ」「意外とここが欠点なのね」という感じで、一般的には知られてない車の良し悪しを発信してくれます。
そして、メーカーに忖度なしでレビューしてくれているので、良くないところもしっかり書かれています。
欲しい車や気になっていた車でも、マイナスポイントを目の当たりにすると一気にトーンダウンすることってありますよね(良い意味で)。
メーカーの公式サイトでは知れないことも多いので、本当に参考になります。
あと、新車情報も豊富なので単純にワクワクします。それに、ページをめくるだけで新しい情報が次々とチェックできるので、ネット記事よりも網羅的に車のことを知ることができます。
△ 紙かアプリで雑誌を買う必要がある
- 【車雑誌の注意点】
- ・紙の雑誌か、雑誌アプリで購読が必要
- ・ライターによって評価が分かれる
車雑誌は有料なので、紙の雑誌を買うか、アプリで購読が必要です。
ただし、dマガジンなどのアプリを使えば月額400円程度で900誌以上が読めるのでかなりお得。
実際、僕もdマガジンを使っているので、格安な料金でカートップやベストカーを読んでます。
雑誌でレビューするのはプロのライター(自動車評論家)ですが、人によって車に対する評価が分かれるので注意が必要です。
僕は個人的にお気に入りのライターさんを何人か見つけておいて、その人の評価をウェイト重めで受け入れるようにしています。
③新車の販売店で説明を受ける、試乗する
欲しい車がないなら、ひとまず販売店に行ってみるというのも1つの手です。
事実、僕は気になった車があったら試乗するようにしていますし、実際に乗ってみることでわかることがたくさんあります。
◯ 試乗できて、細かい説明も受けられる
- 【新車販売店の良いところ】
- ・気になる車に試乗できる
- ・内装、外装について細かい説明が受けられる
- ・新車が並ぶ空間を味わうことができる
できれば複数の車種(2〜3つ)程度に絞ってから販売店に行くのがおすすめですが、欲しい車が見つからない状況の場合は「ひとまず何かに試乗してみる」というのもアリです。
販売店の人が車の細かい説明をしてくれるので、ネットや雑誌では伝わらないポイントがよくわかります。
ちなみに、販売店に行く場合はなるべく予約してから行くようにしましょう。特に、試乗をする場合には予約は必須と考えておいたほうがいいでしょう。
電話はもちろん、各メーカーの公式サイト(あるいは各ディーラーのWebサイト)からも簡単に予約ができます。
個人的には新車ディーラーに新車が並ぶ雰囲気が好きで、それを味わうためだけでも行く価値があると思います。
メーカーによっては手厚いおもてなしを受けられることもあり、たとえばボルボのディーラーでは普段は食べることのないヨーロッパのお菓子やいい香りのするお手拭きなどのサービスが提供されます(店舗によって差があります)。
△ 営業トークが長くなることがある
- 【新車販売店の注意点】
- ・営業トークで時間が長くなることも
- ・少しだけ敷居が高い
「販売店に行くと営業トークで面倒なことになりそう…」と思われるかもしれませんが、たしかに営業さんがガツガツ系だと、商談が長引く可能性があります。
とはいえ、意外とあっさりしている営業さんも多いので、気軽に販売店へ行ってみるのがおすすめです。
④ 中古車販売店で割安な車をチェックする
中古車販売店に行って車を探すというのもおすすめです。
「欲しい車がない」という状況であれば、なるべく大きめの中古車販売店に足を運んだほうがいいでしょう。
◯ いろんなメーカーの車種をまとめて見られる。割安な車と出会える
中古車なら、良い状態の車を割安でGETすることができます。
また、メーカーに関係なくあらゆる車種が展示してあるので、いろんなメーカーを横断的にチェックできるのが中古車販売店の魅力です。
僕が特におすすめしたのが、ガリバーが運営する車のテーマパーク「WOW!TOWN(ワオタウン)」です。
ワオタウンには常時100台以上の車が展示してあって、それらをすべて自分で自由にチェックすることができます。営業さんが付いてまわる従来のお店とはちがって、自由に動き回れるのが特徴です。
お店も非常にきれいで、内装にもこだわっているため、行くだけで楽しい空間に仕上がっています。しかも、コーヒーなどのドリンクが無料で飲めます。


僕は幕張店に2回ほど行ったことがありますが、目についた車に片っぱしから乗り込むことができて最高の体験をすることができました。
面倒な営業がないので、本当に気軽に遊びに行く感覚で中古車をチェックできます。
「欲しい車がない」という人には、うってつけの場所だと思います。
現在、ワオタウンは下記の3店舗を展開しています(2022年7月現在)。
- WOW!TOWN 幕張
- WOW!TOWN 大宮
- WOW!TOWN 新潟
△ 中古車は試乗ができないので要注意
中古車は原則、試乗ができません(まれに試乗ができるお店もあります)。なので、乗り心地を体感することができないので注意が必要です。
また、中古車販売店によっては状態の良くない車ばかりを扱っていることがあります。なるべくカーセンサーなどの中古車サイトの口コミをチェックしてからお店に行くようにしましょう。
⑤ Youtube のレビュー動画を参考にする
You Tubeで車のレビュー動画をチェックするのもおすすめです。
You Tube動画の良いところは、所有者の生の声を聴くことができるところ。
もちろん、ただの試乗動画なども参考にはなりますが、やはり所有者が実際に買ってみた感じた良し悪しを聞けるのは非常に貴重です。
写真では伝わらない温度感、内装や外装の良し悪しも、動画ならよく伝わります。
さらに、ふだんはなかなかお目にかかれない高級車や希少車のレビューが見られるのもYou Tubeの魅力です。