女の子をドライブデートに誘う場合、女性に不人気な車に乗っていると、一回はデートできても次からは断られてしまう可能性があります。
そうならないように、女性からの好感度が高い車、女子ウケの良い車の選び方について、解説していきます。
ちなみに、この記事は知り合いの女性数人にリサーチしたもの&筆者の経験をもとにしていますが、あくまでも一般論としてお読みください。結局のところ、女の子によって好みは違うので、本人に探りを入れてみるのが1番の得策です。
スポーツカーや軽自動車は女子ウケが悪い!
まず最初に、男性が好む車のタイプと、女性が好む車のタイプは異なることを知っておく必要があります。
車に対するこだわりの強い男性は、スポーツカーやクーペといった、かっこ良くて趣味性の強い車を好む傾向があります。
しかし、スポーツカーやクーペなどは、女子ウケが決して良くはありません。ダサいと思われてしまうことすらあります。ちなみに、クーペをわかりやすくいうならば「2ドアタイプのセダン」といえばわかりやすいでしょうか。
デートカーといえばポルシェなどのスポーツカーに憧れるのが男心というものですが、決してその気持だけで突っ走ることがないようにしましょう。
男としては高級車を乗り付けてお迎えに上がるシチュエーションに憧れるものですが、そういうのを毛嫌いする女子も多いので要注意です。
女性は他人からの目線を気にする
女性は、ほかの車のドライバーや歩行者からの視線をとても気にしますし、万が一知り合いに見つかったら困るとも思っています。そのため、あまりにもかっこ良すぎて目立つ車は、NGなのです。
また、スポーツカーやクーペは車高が低く乗り降りがしづらくて室内が狭いため、女子目線ではマイナスポイントになってしまいます。近い距離ならまだしも、遠くへドライブするのであれば、狭い車内は嫌われるでしょう。
そのほか、オープンカーも女子ウケという観点からは最悪の選択です。ただでさえ目立つうえ、屋根を開けて走るとヘアスタイルが乱れるので、女性はとても嫌がります。
ただし、派手好きやミーハーな女の子のなかには「オープンカー乗れるなんて嬉しい!」と喜ぶ子もいますから、このあたりは相手の女の子のタイプを見極めることも大切です。
できることなら、ドライブデートをする前に「どんな車が好み?」という話を女性に振ってみたほうがいいと思います。多くの女性は「特になんでもいい」という返答ですが、人によってはものすごくこだわりを持っていることもあります。
あるいは、いま自分が乗っている車の写真を見せるなどして「こういう車でデートするのってイヤだったりする?」と聞いてみるのもおすすめ。そこで「絶対にイヤ」と言われたら心のダメージは大きいですが(泣)、デート当日にフラれるよりはよっぽどマシです。
相手の返答次第ではレンタカーやカーシェアで好み車を借りるか、そもそもドライブデートはしないでおくという選択肢を取ったほうがいいでしょう。

軽自動車はやっぱり不評
そして、残念ながら軽自動車も女子ウケが良くありません。
女性が自分で運転する車は軽自動車の比率が高かったりしますが、男性が運転していると貧乏くさく感じられ、助手席に乗るのが恥ずかしいという意識がはたらくようです。
なかには「軽自動車に乗るなんて、とても堅実な人なんですね!」と感心してくれる女の子もいますが、非常にレアな存在です(そういう人と結婚するべき)。「せっかくのデートなのに軽自動車?」と、いきなりテンションがガタ落ちになる女の子が多いでしょう。
デートで軽自動車を使って得をすることはほぼなく、むしろ損をする可能性のほうが高いと考えたほうが良いです。
まあ、理想をいえば軽自動車だろうと気にせず、喜んでデートを楽しんでくれる女の子がいてくれれば1番良いんですけどね。。

女子ウケが良い車は、セダン、ミニバン、SUVの3タイプ!
では、好感度が高く、女子ウケの良い車とはどのようなタイプの車なのでしょうか?それは、セダン、ワゴン、SUVの3タイプです。とりあえず、この3タイプのいずれかであれば、大きく外す可能性は低いでしょう。
女性はセダンに対して意外なイメージを持っている?
まず、セダンですが、男性目線では地味でオジサンくさいイメージがあるかもしれません。
しかし、女子目線では堅実で真面目そうというプラスのイメージがあるとともに、ありふれたタイプなので悪目立ちしないメリットがあります。
また、女の子によってはセダン=高級車というイメージを抱いているので、それがプラスに作用することがあるかもしれません。
ミニバンは家族思いの優しさがにじみ出る

ヴォクシー
次にミニバンですが、所帯じみたファミリーカーというイメージが強いので、デートカーには向かないようにも思えます。しかし、女性の目には、ミニバンに乗っている男性は家庭を大切にする好人物に映ることも。
また、室内が広く乗り心地が良い点や、目線が高くて見晴らしが良い点も、女子ウケする大きなポイントになります。
さらに、買い物やアウトドアなど荷物が多い場合にも大きな車は便利なので好感度が高いのです。
遠くのドライブに行くときやキャンプデートするときなどは間違いなく高評価が得られるでしょう。

SUVで男としてのたくましさを演出
そしてSUVですが、男性目線と同じように、女性目線でもたくましてタフな車、というポジティブなイメージが強くあります。
スタイリングはセダンなどよりも無骨ですが、女性にとってはそれが頼もしく思えるようです。
また、SUVの場合も、室内が広い、見晴らしが良いといった女性が好む要素を持っています。
最近は国産車メーカーの多くがSUVに力を入れていることもあり、選択肢が豊富です。

女子ウケの良いセダンは、トヨタ「クラウン」やBMW「3シリーズ」など
まずはセダンを見ていきましょう。ブランドでいうとトヨタは女性にも人気があります。
日本を代表する自動車メーカーであるトヨタは、女性目線でも信頼性が高いイメージが強いようです。
クラウン、レクサスGS、アテンザ、レガシィは女子ウケ良し
トヨタのセダンで女子ウケが良いのは、高級車の代名詞ともいえる「クラウン」です。
クラウンのうち、「マジェスタ」や「ロイヤル」はデザインが少し重厚すぎますし、おじさん臭い印象もあります。若々しいイメージの「クラウン アスリート」の方がベターでしょう。
また、クラウンより一クラス下の「カムリ」や「マークX」も、奇をてらわないオーソドックスなスタイリングが女性から好感を持たれています。
そして、トヨタが展開する高級車ブランドのレクサスも、上質で信頼性が高いイメージがあるため、女性に大人気です。メルセデス・ベンツと比べても、「成金趣味」や「怖い人が乗っている車」といったマイナスイメージがない分、好感度が高くなっています。
車種でいえば、アッパーミディアムクラスの「GS」なら申し分ありませんが、一クラス下の「IS」や「HS」でも女子ウケの点でなんら問題ありません。

レクサスGS
また、トヨタやレクサス以外の国産車では、安全性能の高さで定評あるアイサイトが付くスバル「レガシィB4」や、躍動的なスタイリングが魅力のマツダ「アテンザセダン」なども、女子ウケの良い車種です。

輸入車ならメルセデスよりBMW
一方、輸入車に目を向けると、ドイツ車の中ではメルセデス・ベンツよりもBMWの方が女性からの好感度が高くなっています。
ネガティブなイメージもあるメルセデス・ベンツと異なり、スポーティ、都会的といったポジティブなイメージが強いのが、BMWの人気の要因です。
車種でいえば、アッパーミディアムクラスの「5シリーズ」や、ミディアムクラスの「3シリーズ」が該当します。
ただ、グレードを選ぶ際は、足回りが硬い「Mスポーツ」系は避けた方が良いでしょう。
また、最近はBMWのキドニーグリルが巨大化しており、かなりブサイク化しつつあります(個人的見解です)。そのため、BMWといえどかなり好き嫌いが分かれそう。
ドイツ車でいうとアウディも知的なイメージが強いことから、女子ウケは上々です。車種をあげると、アッパーミディアムクラスの「A6」や、ミディアムクラスの「A4」などがあります。

ドイツ車以外では、上品で高級なイメージのあるイギリスのジャガー「XE」「XF」「F PACE」や、安全で信頼感あふれるイメージがあるスウェーデンのボルボ「S90」「S60」などが、女子ウケする車としておすすめできます。

女子ウケの良いミニバンは、トヨタ「アルファード」「ノア」など
次に、女子ウケの良いミニバンに関してですが、このタイプは国産車がメインになります。
メーカー別ではやはりトヨタが強く、車種でいえばプレミアムクラスの「アルファード/ヴェルファイア」や、5ナンバーサイズの「ノア/ヴォクシー/エスクァイア」3兄弟などが該当します(エスクァイアは生産終了)。
トヨタ以外のメーカーでは、ホンダの「オデッセイ」(生産終了)や「ステップワゴン」なども、女子ウケが狙える車種です。
一方、輸入車のミニバンは選択肢が多くありませんが、その中でBMWの「2シリーズアクティブツアラー」は、ブランドイメージと居住性・快適性が両立しているので、女子ウケすること間違いなしです(ただし、キドニーグリルが…)。

2シリーズ アクティブツアラー

女子ウケの良いSUVは、トヨタ「ハリアー」やマツダ「CX-5」など
続いて、女子ウケの良いSUVですが、まずトヨタの「ハリアー」が筆頭にあげられます。
トヨタ自体のイメージの良さに加え、ハリアーの場合たくましさとスマートさが両立したスタイリングを持っているため、女性からの好感度が高くなっています。
また、レクサスブランドの高級SUV「RX」やコンパクトSUV「NX」も、上質なイメージが強いので女子ウケ間違いなしです。
トヨタやレクサス以外の国産SUVでは、”鼓動”をモチーフとしたスタイリッシュなフォルムが特徴のマツダ「CX-5」も、女性から好感を持たれる車種のひとつです。
輸入車に目を向けると、BMWの中型SUV「X3」やコンパクトSUV「X1」は、都会的で洗練されたスタイリングを持つことから、女子ウケが多いに期待できます。
また、2017-2018年度の日本カーオブザイヤーに輝いたボルボ「XC60」も、安全で頼もしい車というイメージが強いため、女性からモテることうけあいです。ただし、ボルボは一般女性における知名度が相対的に低いため、「ボルボを知らない」という可能性も(僕はボルボを知らない女性に遭遇したことがあります)。
車選び以外にも、女子ウケを外さないためのポイントがある
女子ウケするためには、車のタイプや車種を厳選することも大切ですが、それ以外にも重要なポイントがあります。
まず、ボディカラーに関しては、赤や青などの原色系は女性が引いてしまうので、避けたいところです。女子ウケを狙うなら、黒や白、シルバーなどの地味で目立たない色を選ぶべきでしょう。
また、装備面では、冷え性の多い女性にはシートヒーターが付いていると喜ばれます。
一方で、人目を引く派手なエアロパーツや、乗り心地が悪くなるローダウンサスペンション、音が大きくなる社外マフラーなどは女子ウケが最悪なので、付けるべきでありません。
そして、女性はなによりも快適性を重要視します。レカロなどのスポーツシートよりも、ファブリックや本革の一般的なシートのほうが喜ばれるでしょう。
そのほかの注意点としては、いくら車が良くても、車内が汚れていたりイヤな匂いがしみついていたりしたら嫌われてしまうので、つねに車内を清潔に保つことが大切です。
特に匂いについては要注意。自分がいい香りだと思って買った車内芳香剤も、女性によっては大嫌いな香りの可能性もあります。場合によっては香りのせいでドライブ中に気分が悪くなる場合もあるので、できれば無香・無臭が理想です。
女子ウケの良い車に、低予算で買い替える方法
もし、いま乗っている車が今回解説した女子ウケの悪いタイプに該当している場合は、買い替えを検討するのも1つの方法です。
狙っている女子のために車を買い替えるのは少しやり過ぎな感じもしますが、長い目で見ればモテるためには必要不可欠でしょう。結局、努力する男は報われます。
もし、実際に買い替えを決断する場合ですが、愛車を安易にディーラーに下取りに出すと、査定額が低いため損をしてしまいます。
なるべく高く売るためには、車の一括査定の利用がおすすめです。
車の一括査定は、簡単な手続きをするだけで愛車を一番高く買い取ってくれる中古車買取店が見つかる、大変便利なサービスです。
女子ウケが良い車をゲットして、楽しい毎日が送れるようにしたいですね。