車にはアルミホイールを履かせるのが主流ですが、あえてスチールホイールを履かせるスタイルもひそかに人気があります。
スチールホイールは鉄チンホイールとも言われますが、カスタム次第ではおしゃれな車に変身させることも可能です。
今回はスチールホイールがグッと引き立つ、おしゃれな車種を見ていきましょう。
最高におしゃれな仕事車を演出「ルノー・カングー」
ルノーといえば日産とも提携関係にあるフランスの自動車メーカーですね。
ルノーのなかでもカングーは特におしゃれで人気があり、商用車っぽさを残しながら、”道具”としての車を存分に楽しむことができます。
国内では「カングージャンボリー」と呼ばれる、カングーオーナーが一堂に会する”フェス”も開催されるほどです。
個人的には鉄チンを履かせたい車ナンバーワンです。グレーも良いですが、白い車体だと、さらに鉄チンの味わいを引き立てることができると思います。
スチールホイールを履かせることで、より無機質なスタイリングになるのが良いですね。
https://bgiedu.org/renault-kangoo/
「スズキ・ジムニー」
2018年7月に新型が発売された直後は、納車まで1年超を要するほどの人気を呼んだジムニー。
軽自動車でありながら本格的なSUV性能を誇り、車好きから仕事で使うプロにまで愛される車です(ジムニーシエラは普通車登録)。
ジムニーのスタイルや車が持つイメージと、スチールホイールがばっちり合いますね。
「トヨタ・FJクルーザー」
2018年1月に新車販売を終了したトヨタ・FJクルーザー。
もともと北米専用車として発売されたのですが、あまりの人気に日本国内に逆輸入されたという経歴を持つ車です。
その独特なスタイリングを好むファンは多く、街で走っているとよく目立つ車ですね。
悪路走破性はもちろん、フロントライトの愛くるしさと本格SUVの2つの顔を持つ車です。
注文時にノーマルでもスチールタイヤを選ぶことができた車種なので、現在中古車で流通している車もスチールタイヤ装着車が多いと思います。
https://bgiedu.org/fj-maintain/
トヨタ・ランドクルーザー(特に古い型)
ランクルは言わずと知れた人気車で、日本だけでなく世界的にも高い支持を集めている車です。
新型が出るたびに高級感が増していて、レザーシート装備車を選ぶと高級車さながらの内装です。
見た目もかなりシャープになってきているので、現行型にスチールホイールを履かせるのは少し違和感があるかもしれません。
そのため、わたしは数世代前のランクルにスチールホイール履かせるのがおすすめです。
古いランクルのほうが”道具感”が強いので、スチールホイールのおしゃれな味を一層楽しめると思います。
特にランクル60系と70系と80系は、鉄チンとの相性抜群。おしゃれさがグッと増す一台に仕上がります。
https://bgiedu.org/randcruser-how/
フォルクスワーゲン・トゥーラン
トゥーランは知名度こそ高くありませんが、スタイリング次第では鉄チンホイールと相性が良い車です。
やはり現行型よりも、数世代前のほうがスチールホイールの持つ素朴さを生かせると思います。
オールブラック仕様も良いですよね。
スチールホイールのメリット
スチールホイールに、安っぽいイメージを持つ人も多いと思います。
実際、商用車の多くは鉄チンだし、スペアタイヤのような印象を持つ人もいるでしょう。
たしかにスタイリングを誤ると、ただの商用車にしか見えなかったり、パンクしてタイヤ交換したばかりみたいに思われる可能性もあるかもしれません。
スチールホイールをおしゃれに楽しむのであれば、
- ①スチールホイールが合う車種を選ぶ
- ②全体のバランスでコーディネートを決める
という2点が欠かせません。たとえば、スチールホイールと一緒にルーフカーゴ(屋根上に付ける収納スペース)を設置すると、より道具感が強まってオシャレになります。
また、古いドイツ車をあえてチープに見せる(チープアップする)ことで、おしゃれ度はグッと高まると思います。
車を買い替えるのもいいですが、スチールホイールに履き替えて変化を楽しむのもいいですよね。